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2020/04/23

小話をおひとつ・・

投稿者: 山田英昭

ブログをご覧の皆さまこんにちは。
昨今では世間事情を鑑みて、無用なお出かけは厳に慎んで過ごしておいででしょうか。

弊社としましても、考えられる限りの衛生管理対策を施しており、その部分では相応にご不便をお掛けしていますことをお詫び申し上げますとともに、ご理解頂きます事を感謝申し上げます。

とはいえ、生業として幾多の情報を発信し続けなければならないのは、私たちの役目でも有ります。
そこで言い古された感が有りますが、どうでも良いかもしれない、ちょっとした小話をおひとつ。

現在手に入れる事の出来る水栓蛇口は、とてもオシャレな品物も出てきており、仕上がりと言い、操作性と言い、すこぶる良好な物を多く見る事が出来ます。

こちらのレバーは横へ倒して出水するタイプで、曲がるデザインがお好きな方には採択例が多く有ります。
なかなかオシャレですね。

対してこちらは上方へ上げて出水するタイプ。
洗練されたデザインで、なかなかの人気者!
特に広ーいシンクをお求めのかたにはもってこい商品で、手が塞がっていても、腕で首振りが出来ちゃいます!!

数え上げればきりが有りませんが、代表的な出水方法はこれらの様に垂直と水平に分ける事が出来るのですね。

ところが。。。

おやっ?

私のように古くは設備工事に携わっていた者や、有る年齢以上の方は使いなれ親しんだ形かもしれませんが、実はこのタイプは、下げ吐水式?だったかな?
言いまして、御覧のようにレバーハンドルを下げたら出水するタイプなのです。
これはこれでなかなか使い良いタイプでしたが、曖昧な記憶をたどると、洗面台などはこのパターンが多く有った気がします。

お解り頂けますか??

なかなか見かける事が少なくなりましたが、御覧になられたい方は弊社岐阜店へお出かけ下さい。(笑)

そもそもなんで規格に差異が出来たのか?
これについては水栓メーカー間での思想の違いにより、2タイプが生まれたと聞きました。

そうなると面倒なのが、キッチンは上げましょう!

んで、洗面は下げましょう!!

なんて組み合わせが出来てしまったのは、もはや浦島太郎!?の時代話でもあるまい。。

さて置き、水栓メーカーが規格統一に向けて動き出したのは、とある災害がきっかけだそうです。
物が揺れて落ちてきた際に、レバーにあたって水が出っぱなしになった事を踏まえて解消の策で、上げ吐水に集約されたとの事。
と聞きました。

んん。
妙に納得できる話だったのですが、なんだか年齢を物語る話にもなりそうなので、この辺で。

では世間事情柄、くれぐれもお気を付け下さいませ。

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