2025/05/13
後悔しない家づくりのポイント

投稿者: 山本朋美
🏠一生に一度の大きな買い物である「マイホーム」。
だからこそ、「あの時もっと考えておけばよかった…」と後悔したくないですよね。
でも実際には、住んでみてから気づく不便やストレスは意外と多いもの。
そこで今回から、後悔しない家づくりのために知っておきたいポイントをシリーズでお伝えします。
※ 将来を見据えた間取りを考える
家族の成長、ライフスタイルの変化を見越した間取りが大切です。
「今ちょうどいい」より、「将来もずっと快適」な設計を。
🎯ポイント①:家族構成の変化を想定する
- 子どもが増える・成長する → 将来仕切れるようにしておく(例:可動式の間仕切り)
- 子どもが独立して夫婦2人の生活に戻る → コンパクトに使える設計や1階だけで暮らせる動線
- 親との同居や介護が必要になる可能性 → 和室をゲスト兼将来の寝室にできるように
将来の変化に柔軟に対応できる構造・間取りが理想です。
🏃♀️ポイント②:生活動線を将来仕様で考える
若いときには苦にならなかった階段も、年齢を重ねると負担に感じることがあります。
- 将来を見据えて「1階に寝室があるプラン」も検討する
- 玄関からトイレ・リビング・浴室などへのバリアフリーな動線を確保しておく
- 廊下やドア幅は車いす対応も視野に(将来的な介護対応)
「長く住める家」は、段差や不便が少ない家です。
🛠ポイント③:将来リフォームがしやすい構造に
間取りを「固定」せず、「変更できる余地」を持たせることも重要です。
- 水回り(キッチン・洗面・トイレ)は移動できるようにある程度の余白を持たせる
- 壁で完全に仕切るのではなく、家具や建具で可変できる空間設計
- 吹き抜けやロフトも、後に増床できるかを考えて設計
将来のリフォーム費用を抑えるためにも、「構造に柔軟性」を持たせておくことがポイントです。
次回は、動線と収納についてお伝えします。