2020/08/25
雰囲気か住み心地か、、、
投稿者: 森有生
昔の和風住宅は雰囲気がありますね。良い点もいっぱいあります。職人の作り込みが随所に施されていて、素晴らしい建物も沢山あります。
しかし、、、
やはり本物の木を使っています。呼吸をしていますので反ったりして狂いが生じます。
この建具もそうですよね。
素晴らしい作りなのですが、やはり狂ってしまいます。
幸い、内部の建具なので特段問題はありません。これが外部のサッシだったらまずいですよね。
ですが、昔は外部建具でも製作されていたので狂いが有りました。なので隙間もあります。雨風もどんどん入りますので、ひどい時には雨戸を閉めて対策をします。そんな先人たちの知恵もあったんですね。
現代の様に、建物自体を高性能化していけば隙間風も無くなり、暖かく、生活のしやすい住み易い家が完成します。
ただ、昔のスカスカの家であったとしても、そこに本物の木を使い、そして職人の技が揃っていれば雰囲気が良く、住み心地が良いともいえると思います。
ただ、寒いし暑いですけどね、、、
光熱費は気にしない!やはりこの雰囲気が好きだ!という事で昔の和風住宅を改装して住むのも悪くないと思います。
僕も個人的な意見としてはこういう和風住宅も好きです。
古き良き建物です。
どの生活スタイルを選ぶかは自由です。
話が変わりますが、先日カーテン打合せをされたK様も御引渡の準備が着々と進んでいます。
また、御引渡間近のM様邸の社内検査も行いました。
明日は気密測定です。成績表のようなものですね。
良い結果が出るはずです。
昔の和風住宅で気密測定したらどうなるんでしょうね。
おそらくですが、、、
隙間が有りすぎて、測定不能、、、、だと思います。
ある意味、換気が出来ていて良いのかな(笑)
善し悪しはありますね。