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家って高い？

冒頭から雑なキャッチコピーですが、家って高いんでしょうか？

元々、家って高価な買い物ですし、最近だとウッドショックや原材料の高騰で、どんどん高くなってきていますよね。そして、基本的な断熱性能のアップにより、根本的に価格も上がってきているのが現状だと思います。

でも、様々な角度から見つめ直すのも有意義であると思いますので私なりに検討をしてみました。

ちょっと話がずれるのですが、先日、自分が乗っている車が半年点検だったのでディーラーに点検に伺いました。

予想よりも走行距離を走っているという事で、半年点検というよりは1万キロ点検をして下さいという流れになりまして、また再訪する予定となりました。

内心は、「また行かないといけないのか、、、」と思ってしまいましたが、、、

小さい事ですが、往復の交通費と、そして自分が動く時間を考えると決して安くはない行為ですし、僕たちの建築業界とは遥かに異なるなと感じました。

住宅のメンテナンスはお客様がお住いの所に会社が予定を合わせて訪問し、そしてそのほとんどが無償対応になるケースが多いという事実です。この課題は建築業界全体で抱えている問題だと思います。対象物が動かせないが故に対等では無い扱いになってしまうケースが多いですよね。なので、自動車業界とはかなりイメージが違ってきます。また、自動車はランニングコストは様々な項目で発生しますよね。燃料はもちろんの事、それ以外にも多数の項目が発生します。

●燃料費

●自動車税

●重量税

●リサイクル

●車検費用

●自賠責保険と任意保険などなど

これらの項目に追加して、消耗品費も発生してきます。

●オイル関連

●タイヤ関連

●ワイパー関連

●ブレーキ関連などなど、、、

これ以外にも修繕費用や部品費用、そして取り換え工賃も加算されますね。

考えていくと非常に多くの項目で費用が発生する仕組みとなっています。

考えていくと面白くなってきましたので、今回は家と自動車を比べたいと思います。

例えば高性能住宅2500万円の家と、ファミリー層に大人気のアルファードで比較してみましょう。

●新車アルファード450万円（乗り出し価格）

●5年毎に乗り換え。35年換算だと7台購入・・・450万円×7＝3150万円

あれ、この時点で車の方が高いですね、、、笑

しかし、新しい車を買う際には下取りがあると思います。

5年乗って年間走行距離1.5万キロ×５＝7.5万キロくらいで売却とすると売却額は100万円位でしょうか。

100万円×5台＝500万円

3150万円ー500万円＝2650万円！！！

【高性能住宅2500万円】＞【アルファード5台2650万円】

深堀すると車には燃料も必要ですし、税金も必要です。メンテナンス費用や消耗品費用も必要です。

これは家に例えると燃料費が光熱費で税金は車も家も同じ様な金額帯になりますね。

そう考えるとペイ出来ますので、家2500万円　VS　車2650万円でよさそうです。

車の方が高いですね。

将来的にはもう少し小さくて安い車に乗り換えるという案も出てくると思いますが、その頃には子供も大きくなってきますし、自分たちだけの車だけでなく家族の車も必要ですもんね。

そして、岐阜県だと家庭に1台という保持状況は非常に少なく、どちらかというと一人1台という配分になります。

だとすると、、、生涯で使うお金は車の方が多い！（中古車を乗り継げば少し変わります）

となりますかね。

この話題はもう少し吟味して面白い比較が出来上がりそうな気がします。

まだまだ吟味が少ないので、今回の内容はあくまで私の直感的な判断だという点をお許しください。

しかしながら、ランニングコストやその都度購入するものに関しては財布の紐が緩んでしまうというのは否めない事実だと思います。

これらをまとめると意外と大きな金額になってしまいます。

昨今ではエネルギー関連費用が上昇し、ランニングコストを底上げし、家庭にダメージを与え続けています。

そうなると、エネルギー消費量の多い家を購入するのと、エネルギー消費量の少ない家を購入するのでは将来における実負担が大きく異なります。

皆様の家庭それぞれにおいて状況も違いますので一概には言えませんが、今後の為にもエネルギー消費量の少ない家を購入する事をお勧めしております。

今後のエネルギー価格変動にも注目していきたいと思います。