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2023/11/25

オープン階段

投稿者: 山田英昭

皆さまこんにちは

霜月と言う割には実際に霜柱を見る事が無い11月ですが、寒さはぼちぼちと深まっているこの頃です。

元来寒さには強くない方なので、遠くの雪山を見るだだけで、「ぶるっ!」と身震いします(苦笑)
(ところがスキーはしますが。😓)

そこで今日は、家創りにあたってテーマになる階段の位置ですが、大きく分けては玄関から直に2階へ上がる式と、リビングを経由して2階への式との2通り有ります。
これについては、施工主さんがお子さんとの関係性を考えるにあたり、比較的ご要望は持っていらっしゃる様に感じます。

「ただいまー!」
「お帰りー!」

この対話を経て2階の自室へ。
家の出入りについて、親御さんは何気に在宅感を感じる事が出来ますね。
あとは防犯上の観点からして、幾らかは気楽に過ごせる利点も有ります。

もう一方の玄関から2階へは、
「こそこそっ!」

都合の良くない事を隠すのは、文句なしに都合が良い!

そこで、どうした物かは今日は棚上げとして、リビング経由の2階への動線に限定して話を進める事としますが。
冬場の光熱費を考えるに、上への空間は少なければ少ないほど、自然と暖房費の節減につながります。
これ当たり前の話し。

大きな吹き抜けは、天井のプロペラなどで全体の空気を混合する事によって、一番上の空間と1階床付近との温度差を少なくする事が出来ますので、意外と温度差は少なく有るようです。

「んで、吹き抜けは別にして、ドアを付けないでオープン階段にしたらどうなの??」
そうです
リビングの中に階段が見える設え。

なんとなくハイソ(今時の表現では無いかもしれません(笑))に映り、カッコ良さに「おー!」

感じる方は、もはやリビング階段を望む方に違いない!

んじゃ、光熱費はどうなの?

水とお湯の温度差に例えて、25度以上の温度差が有ると、かき混ぜない限り混じる事は無いと聞きます。
テレビ番組で汽水域に住む生き物を撮影してるシーンなどで、ご覧になった事は有りますか?
海水と真水の分かれ目を。

階段の位置と空調機の位置関係にもよりますが、あれと同じことが空気に於いても起こり得ます。
計測したことが無いので何度以上と言う数値は解りませんが、添付写真の邸宅では暖房が2階へ逃げて行かない事が体感できます。
(手すりは只今制作中です)
商業施設などで、中央にどどーんと吹き抜けが有っても、各階毎に暖房が効いているのも同じことか?
知らんけど。

実体験に元ずいて、正確な体感情報をお伝えして参りますので、参考として下さい。

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