2025/02/09
住宅ローン控除 解説

投稿者: 佐野康太
ブログをご覧の皆様、お待たせしました。
本日は、題名にある通り住宅ローン控除についてのお話をします。
きっと役立つ知識なので最後まで読んでくださいね
住宅ローン控除とは、、、、住宅ローンを利用して家を購入した時に自分が支払う税金の一部が戻ってくる制度です。
控除額は3パターンあります。
①年末の借入残高×0.7%
②借入上限×0.7%
③所得税、住民税
こちらから一番小さい金額が節税できます。大体の目安で年収600万円以下の人は③の所得税、住民税が一番小さくなります。
住宅ローン控除は、自分が支払う税金が戻ってくる制度なので、自分が支払う税金以上には戻ってきません。
そして、昨年2024年1月から省エネ基準に適合していない新築は住宅ローン控除が受けれなくなりました。
この動きの背景として政府はカーボンニュートラルを達成するために、環境に配慮した省エネ性能が高い家を増やしたいと考えています。
そこで住宅ローン控除においても住宅を4段階に分けています。
①認定住宅 上限額4500万円
②ZEH水準省エネ住宅 上限額3500万円
③省エネ基準適合住宅 上限額3000万円
④その他の住宅 対象外(一部2000万円)
こちらを参考に工務店、ハウスメーカーがどの区分にあたるのか確認しておく必要があります。
また、住民税から控除できる金額は最高97,500円になっています。
住宅ローン控除の適用期間は13年です。
安ければ良いという理由だけで省エネ住宅でない住宅を購入してしまうと後々大変な事になります。
このような制度を理解して賢く家づくりをしましょう。