2023/04/14
道しるべ
投稿者: 山田英昭
皆さんこんにちは。
コロナがひと段落しても、花粉症やら黄砂やらでマスクを外すことは暫く先になりそうな昨今ですが、つつがなくお過ごしでしょうか。
新年を迎えて、あれよあれよと時間が流れて、はや4月。
前回投稿してからは、他のスタッフがこぞってアップしているのを気にしながらも、忙しさにかまけてなんとやらです。 (汗)
さて
いくら好きでも、仕事と言う生業をこなしてゆくには、苦労も迷いも、時にはしょげてしまう事も有ります。
そんな時に心の鎮静を図る為に読む本が有りますので、今日はそちらの話をしたいと思います。
著者は松下幸之助さんで、道をひらく。
その中の文章の一説を書き記します。
道
自分には自分に与えられた道が有る。
天与の尊い道が有る。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時も有る。
せまい時も有る。
のぼりやくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道がはたして良いのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、賢明に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道の様に思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。
迷いが生まれた時などに流し読みでもページをめくって行くと、仮に納得をしないまでも、心をフラットにすることが出来る書物なんです。
うつむいて歩んでいる場合じゃないぞ!
時の流れに身を任さぬよう、地に足を付け踏ん張りながら歩んで行くぜ!